みんなベルモンドが大好き
TIHM ティム - 白野弁寿
2026/05/01 (Fri) 15:36:58
TIHM ティム(本名:Fathima Ben Said ファティマ・ベン・サイード)は、詳細な経歴は不明だが、名前からするとアラブ系の血を引いているようだ。1950年生まれで、1968年~1973年にかけてシングル数枚とアルバム1枚が確認できる。
1970年、伊SUNから「CAMBIA IL CUORE 心変り」をシングルリリース。これは同年ミシェル・ヴォルムス監督の仏伊合作映画『LA MODIFICATION』の主題歌「CHANGE OF HEART」イタリア語ヴァージョン。イタリア語詞はパオロ・リミティ。編曲者等のクレジットはないが、ジャケットには Dalla Colonna Sonora originale del Film "La Moglie Nuova" とあるので、イタリアではサントラ扱いであったのかもしれない。
パオロ・リミティ PAOLO LIMITI (本名:パオロ・マリオ・リミティ Paolo Mario Limiti)は、1940年5月8日ミラノ生まれ。1961年国立工業技術大学を卒業したが、女性ジャズ歌手ジュラ・デ・パルマの知己を得て作詞家となった。またTVの司会者、プロデューサーとしても活躍した。2016年8月ヴァカンス中に体調を崩し、精密検査で脳腫瘍と診断され闘病していたが、2017年6月27日ミラノの自宅で亡くなった。
フランスでは、ドン・ブラックが作詞しマリアン・モンゴメリーが歌う英語詞主題歌「CHANGE OF HEART」と、女性スキャットをフィーチュアしたインストヴァージョンからなるシングル盤(UA UP35138)がリリースされていた。映画は日本未公開だが、キング・ユナイトのコンピ盤にはこの2曲がよく収録されていた。そのレコードタイトルは「心変り」であった。サントラ盤の編曲はクリスチャン・ゴーベール。
2011年、仏PLAYTIMEからMP3ダウンロード版でリリースされた『COLLECTION FRANCIS LAI, INEDITS, VOL 5』には仏盤シングルの2曲を含む全7曲が収録されていたが、イタリア語主題歌は収録されていない。
TIHM / SI IT SUN SU A 3021 (1970)
1. CAMBIA IL CUORE (P.Limiti – F.Lay)
2. IL PRIMO PASSO (E.John – B.Taupin – Albertelli)
Orch. V.Tempera (2) Canzone partecipante alla VI Mostra di Venezia
Re: TIHM ティム
- 落し文
2026/05/02 (Sat) 18:12:54
TIHM - CAMBIA IL CUORE―ワウ・フラッター(回転ムラ),ノイズあり。
https://www.youtube.com/watch?v=wTmntVjlrXs
MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー - 白野弁寿
2026/05/01 (Fri) 15:28:25
MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー(生名:マリアン・モード・ラネルズ Marian Maud Runnells のちにマリアンをマリオン Marionに改名)は、1934年11月17日米国ミシシッピ州ナチェズ生まれ。アトランタのクラブでキャリアスタートし、1963年キャピトルからレコードデビュー。1965年ジョン・ダンクワースとの公演で渡英、そこでピアニスト兼音楽監督のローリー・ホロウェイと出会い結婚、英国を中心に活躍した。晩年は肺がんと闘病し、2002年7月22日英国バークシャー州ブレイで亡くなった。モンゴメリー自身は喫煙していなかったが、ナイトクラブでの仕事による受動喫煙が原因だと主張していたという。
1970年、ミシェル・ビュトールの同名小説をミシェル・ヴォルムス監督が映画化した仏伊合作『LA MODIFICATION 心変り』のサントラ盤で主題歌「CHANGE OF HEART」を歌っている。ドン・ブラックの作詞で、編曲はクリスチャン・ゴーベール。
サントラ盤は仏ユナイトから、マリアン・モンゴメリーの主題歌と、けだるい女性スキャットをフィーチュアしたインスト・ヴァージョンの2曲入りシングルがリリースされた。
BOF / LA MODIFICATION / SI FR UA UP 35.138 (1970)
1. CHANGE OF HEART (Francis Lai – Don Black) chante par MARIAN MONTGOMERY
2. GENERIQUE “LA MODIFICATION” (Francis Lai)
Arrangements: CHRISTIAN GAUBERT
Re: MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー - 白野弁寿
2026/05/01 (Fri) 15:30:18
レーベル面
仏盤シングルジャケットは表裏同一なので、クレジット等はこちらを参照ください。
Re: MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー - 白野弁寿
2026/05/01 (Fri) 15:32:07
日本では未公開ながら、当時のフランシス・レイ人気もあって、キング~ユナイトのコンピレーション盤にこの2曲がよく収録されていた。このレコードタイトルが「心変り」で、インスト・ヴァージョンはそのまま「ラ・モディフィカション」となっていた。
画像は1971年リリースのLP2枚組コンピ盤『ゴールデン・フランシス・レイ・ダブル・デラックス』(GW105/6)。
Re: MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー - 白野弁寿
2026/05/01 (Fri) 15:34:23
コンピ盤『ゴールデン・フランシス・レイ・ダブル・デラックス』ジャケット裏面
全収録曲目はこちらを参照ください。
なお、2011年仏PlaytimeからMP3ダウンロード版でリリースされたCollection Francis Lai, Inédits, Vol.5の中には7曲が収録されている。
Re: MARIAN MONTGOMERY マリアン・モンゴメリー
- 落し文
2026/05/02 (Sat) 18:08:14
Change of Heart (2023 Remastered Version) —Francis Lai Love Story Official
https://www.youtube.com/watch?v=O0La9qYoaT0
Marian Montgomery - Change of Heart (de "La modification")
https://www.youtube.com/watch?v=vYbhzx4bqPw
NANETTE ナネット 2 - 白野弁寿
2026/04/23 (Thu) 16:06:29
カナダでは翌1973年、トランスカナダ系SOLSETからシングルリリースされたが、カプリング曲は仏盤と異なり、主題歌のインストヴァージョンが収録されていた。また、「SEUL 孤独」の収録時間は“3:00”と記されており、実際にその通りとなっている。これは、仏盤の2分10秒から聴こえるピアノをフィーチュアした伴奏によるフレーズが30秒ほど欠落しているため。この違いが、別テイクなのか、編集によるものなのか、判別はできなかった。なお、カナダ盤シングルなので、ピクチャースリーブはないようだ。
BOF / L’ODEUR DES FAUVES / SI CAN Transcanada SOLSET SOLT 205 (1973)
1. SEUL (Francis Lai – Catherine Desage) NANETTE 3:00
2. SEUL (Francis Lai) INSTRUMENTAL 3:06
Musique de Francis Lai, Paroles de Catherine Desage (1), Arrgts. Ch.Gaubert
Prod. SOFRACIMA
2011年(8/30)、仏Play TimeのMP3ダウンロード盤Collection Francis Lai, Inédits, Vol.5には9曲が収録されているが、ナネットの主題歌は「SEULE」と女性形になっており、収録時間はカナダ盤と同じであった(無音時間も含めて読み込み時間は3分10秒ほど)。
『L’ODEUR DES FAUVES 新スキャンダル』のサントラ盤については、リトル・サミー・ガアが歌う「MIDNIGHT」のヴォーカル・ヴァージョンも含めて、かなり複雑なので、いずれ“サントラ編”で交通整理してお示ししたい。
Re: NANETTE ナネット 2 - 白野弁寿
2026/04/23 (Thu) 16:10:39
ナネット(・ワークマン)の画像がないので、DISCOGSのサイトをリンクしておきます。
https://www.discogs.com/ja/artist/161696-Nanette-Workman
Re: NANETTE ナネット 2 - 落し文
2026/04/23 (Thu) 19:05:23
Seule (2016 Remastered Version)-3m07s
https://www.youtube.com/watch?v=v68kjk0ilf8
NANETTE ナネット - 白野弁寿
2026/04/23 (Thu) 16:00:38
NANETTE こと NANETTE WORKMAN ナネット・ワークマン(本名:Nanette Joan Workman ナネット・ジョーン・ワークマン)は、1945年11月20日米国ニューヨーク州ブルックリン生まれ。両親とも音楽家で、ミシシッピ州ジャクソンで育ち、南ミシシッピ大学を中退してブロードウェイでミュージカル俳優を目指した。1966年カナダでレコードデビュー、カナダを中心に英仏米国でシンガーソングライター、女優、作家として活躍している。英国で誤って“Nanette Newman ナネット・ニューマン”とクレジットされたため、ニューマン名義のレコードがいくつか存在する。
1972年、リシャール・バルドゥッシ監督の自伝的サスペンス『L’ODEUR DES FAUVES 新スキャンダル(日本でのTV放映題名)』のサントラで主題歌「SEUL 孤独」を歌っている。カトリーヌ・ドサージュの作詞で、編曲はクリスチャン・ゴーベール。
同年仏フィリップスからシングル盤がリリースされた。カプリングはサウンドトラックから「WHITECHAPEL ホワイトチャペル」。
注目すべきは、「SEUL 孤独」の収録時間。レーベル面には“3:10”と記されているが、実際には3分35秒ほど収録されている。
BOF / L’ODEUR DES FAUVES / SI FR PHILIPS 6009 183 (1972)
1. SEUL chantee par NANETTE (Francis Lai – Catherine Desage) 3:10 (in fact 3:35)
2. WHITECHAPEL (Francis Lai) 3:15
Musique Composee par Francis Lai, Arrangements Christian Gaubert, Paroles Catherine Desage (1)
Editions Musicales et Productions: editions 23
LITTLE SAMMY GAHA リトル・サミー・ガア 3 - 白野弁寿
2026/04/22 (Wed) 16:31:37
1972年、仏Major Musicから「MIDNIGHT ミッドナイト」をシングルリリース。作詞はマリー・アンジュ・キャニャンで、編曲者等のクレジットはない。カプリングは同じマリー・アンジュ・キャニャンが作詞してリトル・サミー・ガア自身が作曲した「HEAVY HEAD」。
マリー・アンジュ・キャニャンは詳細な経歴は不明で、DISCOGSのサイトでもこのシングル盤以外の情報はない。
「MIDNIGHT ミッドナイト」は同年リシャール・バルドゥッシ監督の自伝的サスペンス映画『L’ODEUR DES FAUVES 新スキャンダル(1978年TX系TV放映邦題)』で使用されており、そのインストヴァージョンは1981年仏MusidiscのScoreレーベルからリリースされたコンピレーション“FRANCIS LAI ses musiques de films”(SCO8901)に収録されていた。
2011年、仏Play TimeのMP3ダウンロード盤Collection Francis Lai, Inédits, Vol.5には9曲が収録され、「MIDNIGHT ミッドナイト」のインストヴァージョンは収録されていたが、リトル・サミー・ガアが歌う“Midnight”のヴォーカル・ヴァージョンは未収録であった。
LITTLE SAMMY GAHA / SI FR Major Music MAJ 704 (1972)
1. MIDNIGHT (Marie-Ange Cagnant – F.Lai)
2. HEAVY HEAD (Marie-Ange Cagnant – Sammy Gaha)
LITTLE SAMMY GAHA リトル・サミー・ガア 2 - 白野弁寿
2026/04/22 (Wed) 16:26:45
2016年『DANS LA POUSSIERE DU SOLEIL 太陽の中に』とカップリングで、QUARTETからリリースされたCD(QR245)には、LPの内容に未発表の6曲を加えて、全20曲が収録された。追加曲の中に「La Ballade de Frenchie King フランシー・キングのバラード」の別ヴァージョンが含まれている。なおQUARTET盤では曲名に定冠詞がついている。
OST / LES PETROLEUSES & DANS LA POUSSIERE DU SOLEIL / CD EU QUARTET QR 245 (2016)
LES PETROLEUSES
1. La Ballade de Frenchie King (vocal by Little Sammy Gaha) (Francis Lai – Hal Shaper)
17. La ballade de Frenchie King (alternate version vocal by Little Sammy Gaha) (Francis Lai – Hal Shaper)
Music Composed by Francis Lai
Orchestrated and Conducted by Christian Gaubert
Recorded at Studio Davout / Europe Sonor, June & November 1971
Album Conceived by Stephane Lerouge
Executive Album Producer for Quartet Records: Jose M. Benitez
Under exclusive license from Thierry Wolf / FGL Productions
Mastered by Christophe Henault at Studio Art et Son, Paris
LITTLE SAMMY GAHA リトル・サミー・ガア - 白野弁寿
2026/04/22 (Wed) 16:24:16
LITTLE SAMMY GAHA リトル・サミー・ガア(本名:Neville George Gaha ネビル・ジョージ・ガア)は、詳細な経歴は不明だが、1941年11月26日オーストラリア出身の歌手。1970年代前半にパリを中心にヨーロッパでレコーディングとツアーを行った。 2016年4月10日シドニーで亡くなった。
1971年、『LES PETROLEUSES 華麗なる対決』のサントラ盤で、「Ballade de Frenchie King フランシー・キングのバラード」を歌っている。作詞はハル・シェイファー、編曲はクリスチャン・ゴーベール。
サントラ盤は各国でリリース・再発されている。日本では、1972年キング・セブンシーズからリリースされ、1994年SLCから“フランシス・レイ傑作選”の1枚としてCD再発された。セブンシーズ盤の歌詞カードやSLC盤では曲名に定冠詞がついて「La Ballade de Frenchie King」となっている。また、筆者が確認できた範囲内では、英語圏(英国、オーストラリア)盤では定冠詞がついて「The Ballad of Frenchie King」となっているが、それ以外(仏伊西日本、EU再発LP)は定冠詞なしであった。
BOF / LES PETROLEUSES / LP FR DISQUES 23 TT 0014 (1971)
ID (LE PISTOLERE) / LP IT GENERAL MUSIC LP 0452 (1971)
ID (THE LEGEND OF FRENCHIE KING) / LP UK MFP 50034 (1972)
ID (THE LEGEND OF FRENCHIE KING) / LP AUS EMI AXIS 6055 (1972)
ID (LAS PETROLERAS) / LP SP BELTER 22641 (1972)
ID / LP JA SEVEN SEAS GP 82 (1972)
ID / CD JA SLC SLCS 5034 (1994.9.21)
ID / LP EU CULTURE FACTORY 3700477828592 (2018)
1. Ballade de Frenchie King (Hal Shafer – Francis Lai) chantee par Little Sammy Gaha
2. Generique Les Petroleuses
3. La Fete au Village
4. La Chevauchee Corse
5. Bougival Junction
6. Les Soeur “Miller” Rencontre Les “Sarrazin”
7. La Vie Parisienne
8. Prairie Woman
9. Seduction
10. Merry Making
11. Piano Saloon
12. L’Attaque du Train
13. Le Noel des “Sarrazin”
14. Final, Les Petroleuses
ARCHIBALD LEGGET アーチバルド・レゲット - 白野弁寿
2026/04/21 (Tue) 16:00:03
ARCHIBALD LEGGET アーチバルド・レゲットは、生年など詳細な経歴は不明だが、Kevin Ayers & 747というパブ・ロック・バンドでも活躍したベーシスト・歌手。1994年7月に喉頭がんのため亡くなっている。
レイ作品は、映画『ハロー・グッドバイ』の挿入歌「NO NEED TO CRY ノー・ニード・トゥ・クライ」を歌っているが、その少し前に仏サラヴァから『男と女』の挿入歌「SHADOWS OF OUR LOVE 私たちの影に」の英語ヴァージョンをシングルリリースしている(SH40020)。このシングルではARCHIBALD アーチバルドとファーストネームのみのクレジットで、ALAN REEVESのピアノ、 MARIUS LORENZINIのエレキギター、CHRISTIAN TRITSCHのエレキベース、RACHID HOUARIのドラムスの伴奏で、原曲とは趣を異にするロック調で歌っている。カプリングは自作曲「PASSING THOUGHTS」だが、こちらの著作名はフルネームで記載されている。
ARCHIBALD / SI FR SARAVAH SH 40020 (1969)
1. SHADOWS OF OUR LOVE (Francis Lai – Pierre Barouh – Jerry Keller)
2. PASSING THOUGHTS (Archibald Legget)
Piano: ALAN REEVES, electric guitar: MARIUS LORENZINI, electric bass: CHRISTIAN TRITSCH, drums: RACHID HOUARI
Enregistrement: SARAVAH, prise de son: DANIEL VALLANCIEN, realization: MICHEL SALOU
SABRINA サブリナ - 白野弁寿
2026/04/20 (Mon) 16:09:05
SABRINA サブリナは、詳細な経歴は不明だが、1962年に仏フィリップスからレコードデビュー。その後バークレイに移籍し、1965年まで数枚のEP盤をリリースした。1966年スペインに戻り、ベルターから仏語とスペイン語で70年代までレコードリリースがある。
1971年、スペイン・ベルターから「SMIC, SMAC, SMOC 恋人たちのメロディー」をシングルリリース。作詞はカトリーヌ・ドサージュの名前のみだが、スペイン語詞で歌われている。編曲等のクレジットはない。
SABRINA / SI SP BELTER 08.016 (1971)
1. DIME QUE HACES EL DOMINGO (T.Wine – I.Levine – adap. A.Alpin)
2. SMIC, SMAC, SMOC (C.Desage – F.Lai)