みんなベルモンドが大好き
JACQUELINE FRANCOIS ジャクリーヌ・フランソワ 2
- 白野弁寿
2025/07/25 (Fri) 16:07:02
このシングル盤の2曲は、1988年仏 Jacques CanettiからリリースされたコンピレーションCD『MADEMOISELLE DE PARIS』に収録されており、編曲・伴奏指揮として“JEAN SALA avec ROLAND ROMANELLI”とクレジットされている。
JACQUELINE FRANCOIS / MADEMOISELLE DE PARIS / Jacques Canetti 101902 (1988)
1. C’EST LE PRINTEMPS (R.Rodgers – J.Sablon)
2. J’AIME PARIS AU MOIS DE MAI (Roche – Aznavour)
3. AVRIL A PARIS (V.Duke – J.Sablon)
4. VOYAGE EN JUDEE (Jean Valtay)
5. A PARIS (Fr.Lemarque)
6. CENTRAL PARK (F.Lai – P.Grosz)
7. OH! LOLA (J.Valtay – M.Heyral)
8. PARIS-VIOLON (M.Legrand – E.Marnay)
9. MADEMOISELLE DE PARIS (P.Durand – H.Contet)
10. LE LIT-CAGE (Ch.Level – R.Vincent)
11. PRAGUE ET PARIS (F.Lai – B.Dimey)
12. A PARIS DANS CHAQUE FAUBOURG (M.Jaubert – R.Clair)
13. LE CHEVALIER DE PARIS (Ph.Gerard – Angele Vannier)
14. TALONS ET JAMBES FINES (Fr.Foster – P.Louki)
Arrangements et Direction d’orchestre: VLADIMIR COSMA (1,3,5,8,9,12,13), CLAUDE BOLLING (2,7,14), JEAN-MICHEL DEFAYE (4), JEAN SALA avec ROLAND ROMANELLI (6,11), ROLAND VINCENT (10)
JACQUELINE FRANCOIS ジャクリーヌ・フランソワ
- 白野弁寿
2025/07/25 (Fri) 16:03:38
JACQUELINE FRANCOIS ジャクリーヌ・フランソワ(本名:Jacqueline Guillemautot ジャクリーヌ・ギユモート)は1922年1月30日パリ近郊ヌイイ=シュル=セーヌで化粧品会社を経営する裕福な家庭に生まれた。戦後ポール・デュランに見いだされ、ジャクリーヌの代名詞ともなった“パリのお嬢さん”などヒットを飛ばした。80年代まで活動していたが、90年代以降は表舞台には立たず、2009年3月7日クールブヴォワで亡くなった。
1984年、仏WEA Editions23からレイ作品2曲を収録したシングル盤をリリースしている。A面はピエール・グロスが作詞した「CENTRAL PARK」で、1980年フランシス・レイ自身がアルバム『PARIS – NEW-YORK パリ~ニューヨーク』(LP WEA 56788)の中で創唱したもの。日本盤(P-10909-W)では「星降るセントラル・パーク」となっていた。B面のカプリングは「PRAGUE ET PARIS プラハとパリ」で、こちらは1965年にベルナール・ディメが作詞し、オディール・エズドラOdile Ezdra が創唱したもの。エズドラ盤については以前ご紹介したエズドラの項を参照されたい。
編曲はジャン・サラ、シンセサイザーをロラン・ロマネリが担当している。「CENTRAL PARK」はフランシス・レイ自身がバックボーカルとして参加している。
JACQUELINE FRANCOIS / WEA Editions23 741202 (1984)
1. CENTRAL PARK (Pierre Grosz – Francis Lai)
2. PRAGUE ET PARIS (Bernard Dimey – Francis Lai)
Arrangements: JEAN SALA
Synthetiseurs: ROLAND ROMANELLI
Avec la voix de FRANCIS LAI (1)
MICHEL FOURAU ミシェル・フロー - 白野弁寿
2025/07/24 (Thu) 11:17:33
MICHEL FOURAU ミシェル・フローはフランス出身のシャンソン歌手。詳細なキャリアは不明だが、1970年代にパリのラパン アジルなどで歌い、数枚のレコードを出したのち来日。主に関西のシャンソニエで活動し、1980年ごろNHKのテレビフランス語講座などにも出演していた。
1990年頃、ハイセンスHi-sense(おそらく通販会社と思われるが詳細不明)のテーマ「UNE FILLE COMME CA フィーユ・コムサ」を歌っている。ピエール・グロスの作詞で、編曲はロラン・ロマネリ。カプリングはそのインスト・ヴァージョン。非売品のシングル盤(HM-S-0001)が存在し、JASRACの作品リストには掲載されている。
この非売品シングルはアーティスティックなフォルドアウトハードカバーの中に薄い紙のジャケットに収められている。
MICHEL FOURAU / JA HI-SENSE HM-S-0001 (1990?)
1. UNE FILLE COMME CA (Francis Lai – Pierre Grosz)
2. UNE FILLE COMME CA (instrumental)
Arrangement: ROLAND ROMANELLI
Theme de Hi-sense
FRANCK FERNANDEL フランク・フェルナンデル - 白野弁寿
2025/07/22 (Tue) 13:31:47
FRANCK FERNANDEL フランク・フェルナンデル(生名:Franck Gérard Ignace Contandin フランク・ジェラール・イニャス・コンタンダン)は1935年12月10日マルセイユ生まれ。名優フェルナンデル(1903-1971)の末っ子で、1962年に父の主演作で映画デビュー。『アイドルを探せ』などに出演している。以後歌手、俳優、ラジオパーソナリティなどで活躍。2011年6月8日にマルセイユの自宅で亡くなった。
1972年、仏デッカからリリースされたシングル盤で「OUVRE LES BRAS 腕をひろげて」を歌っている。作詞はカトリーヌ・ドサージュで、音楽監督はジャン・ダニエル・メルシエとクレジットされている。
FRANCK FERNANDEL / SI FR DECCA 84.103 (1972)
1. UN PETIT BAISER (J.C.Cosson – M.Heron)
2. OUVRE LES BRAS (C.Desage – F.Lai)
Direction musicale: JEAN-DANIEL MERCIER
Direction artistique: MARC THOMAS
MYLENE FARMER ミレーヌ・ファルメール - 白野弁寿
2025/07/20 (Sun) 13:09:25
MYLENE FARMER ミレーヌ・ファルメール(本名:Mylène Jeanne Gautier ミレーヌ・ジャンヌ・ゴーティエ)は1961年9月12日カナダ・モントリオール生まれ。パリで演劇学校に通っている時にローラン・ブトナ (Laurent Boutonnat) と出会い、1984年に歌手デビュー。作詞作曲もこなし、2000年にはアリゼを発掘し、プロデュースするなど、フランスを代表する女性歌手となった。
1989年、初のライブアルバム『EN CONCERT』の中で「JE VOUDRAIS TANT QUE TU COMPRENNES あなたが思っているより私は欲張りなの」を歌っている。これは1966年にマリー・ラフォレが創唱したもので、作詞はジョルジュ・ピロー。ちなみにラフォレのオリジナル盤ではフランシス・レイ自身が伴奏を受け持っている。
ミレーヌ・ファルメールのこのライブは1989年10月20~21日にベルギーのブリュッセルでの公演を収めたもので、ローラン・ブトナがプロデュースを手掛けている。仏ポリドールから2枚組のCDとLPでリリースされたが、収録時間の関係で、LPは2曲ほどカットされている。「JE VOUDRAIS TANT QUE TU COMPRENNES あなたが思っているより私は欲張りなの」はCD・LPいずれにも収録されている。
MYLENE FARMER / EN CONCERT / 2LP FR Polydor 841744-1 (1989.12.4)
1. PROLOGUE (Laurent Boutonnat)
2. L’HORLOGE (Charles Baudelaire – Laurent Boutonnat)
3. PLUS GRANDIR (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
4. SANS LOGIQUE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
5. MAMAN A TORT (Jerome Dahan – Jerome Dahan – Laurent Boutonnat)
6. PUISQUE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
7. POURVU QU’ELLES SOIENT DOUCES (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
8. ALLAN (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
9. A QUOI JE SERS…(Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
10. SANS CONTREFACON (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
11. JARDIN DE VIENNE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
12. TRISTANA (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
13. AINSI SOIT JE…(Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
14. LIBERTINE (Laurent Boutonnat – J.C.Dequeant)
15. JE VOUDRAIS TANT QUE TU COMPRENNES (G.Pirault – Francis Lai)
16. MOUVEMENTS DE LUNE (Laurent Boutonnat – Bruno Fontaine)
BRUNO FONTAINE (claviers), YVES SANNA (batterie), PHILIPPE DRAI (percussions), SLIM PEZIN (guitares), CHRISTIAN PADOVAN (basse), JEAN-PHILIPPE AUDIN (violoncelle), CAROLE FREDERICKS (choriste), BECKIE BELL (choriste)
Productions du Spectacle: LAURENT BOUTONNAT – THIERRY SUC
Prise de son et mixage disque live: THIERRY ROGEN
MYLENE FARMER / EN CONCERT / 2CD FR Polydor 841744-2 (1989.12.4)
1. PROLOGUE (Laurent Boutonnat)
2. L’HORLOGE (Charles Baudelaire – Laurent Boutonnat)
3. PLUS GRANDIR (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
4. SANS LOGIQUE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
5. DESHABILLEZ-MOI (Robert Nyel – Gaby Verlor – arrangement: Laurent Boutonnat)
6. MAMAN A TORT (Jerome Dahan – Jerome Dahan – Laurent Boutonnat)
7. PUISQUE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
8. POURVU QU’ELLES SOIENT DOUCES (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
9. ALLAN (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
10. A QUOI JE SERS…(Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
11. SANS CONTREFACON (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
12. JARDIN DE VIENNE (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
13. TRISTANA (Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
14. AINSI SOIT JE…(Mylene Farmer – Laurent Boutonnat)
15. LIBERTINE (Laurent Boutonnat – J.C.Dequeant)
16. MOUVEMENTS DE LUNE (PARTIE I) (Laurent Boutonnat – Bruno Fontaine)
17. JE VOUDRAIS TANT QUE TU COMPRENNES (G.Pirault – Francis Lai)
18. MOUVEMENTS DE LUNE (PARTIE II) (Laurent Boutonnat – Bruno Fontaine)
BRUNO FONTAINE (claviers), YVES SANNA (batterie), PHILIPPE DRAI (percussions), SLIM PEZIN (guitares), CHRISTIAN PADOVAN (basse), JEAN-PHILIPPE AUDIN (violoncelle), CAROLE FREDERICKS (choriste), BECKIE BELL (choriste)
Productions du Spectacle: LAURENT BOUTONNAT – THIERRY SUC
Prise de son et mixage disque live: THIERRY ROGEN
画像は2枚組LP。
MICHEL ETCHEVERRY ミシェル・エチェベリ― - 白野弁寿
2025/07/18 (Fri) 16:14:11
MICHEL ETCHEVERRY ミシェル・エチェベリ―は、1919年12月19日バス=ピレネー県サン=ジャン=ド=リュズ生まれの俳優(コメディ・フランセーズ名誉会員)。歌手としても複数枚のレコードを残している。1999年3月30日パリで亡くなった。
1991年ラグビーのワールドカップがフランスで開催された際、その公式テーマをフランシス・レイが担当した。テーマ曲「RUGBY O RUGBY ラグビー、おおラグビー」のヴォーカルヴァージョンを歌っている。作詞はピエール・アンドレ・ドゥセで、編曲をピンク・マルティーニが担当している。カプリングはインスト・ヴァージョンで、こちらはフランシス・レイとビル・ギリオーネが編曲者としてクレジットされている。
ラグビーワールドカップ1991は、10月3日から11月2日まで、イングランドを中心に、フランス、ウェールズ、スコットランド、アイルランドにまたがって開催された第2回ラグビーワールドカップ。この大会から国際ラグビー評議会主催となり、大陸予選も行われている。16ヶ国 (予選出場33ヶ国)が参加し、優勝はオーストラリア。日本がこの大会でジンバブエ相手に挙げた勝利がW杯での初勝利となっている。
MICHEL ETCHEVERRY / HYMNE OFFICIEL DE LA COUPE DU MONDE DE RUGBY 1991 / SI FR CARRERE 15136 (1991)
1. RUGBY O RUGBY (Francis Lai – Pierre Andre Dousset)
2. RUGBY O RUGBY (instrumental)
Arrangements: P.MARTINI (1), FRANCIS LAI & B.GHIGLIONE (2)
Executive producer: ROGER RIZZITELLI
HYMNE OFFICIEL DE LA COUPE DU MONDE DE RUGBY 1991
Re: MICHEL ETCHEVERRY ミシェル・エチェベリ― - 落し文
2025/07/19 (Sat) 20:13:08
白野さん ありがとうございます。
ようやく,このレコードの謎が解けて感激しております。
他の追随を許さない調査力によって正確かつ詳細に記述されるこの解説シリーズの今後がますます楽しみです。
願わくはーお体にお気をつけいただき,途中で休養を取りながら,少しずつ…やがて「Z」まで到達されますように。
【2025.07.20追加情報】
Youtube で視聴可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=Pke5uDByiLg&t=2s
Re: MICHEL ETCHEVERRY ミシェル・エチェベリ― - 白野弁寿
2025/07/20 (Sun) 13:06:23
落し文さん
コメントありがとうございます。
マエストロは亡くなってしまいましたが、せめて可能な限り資料をまとめておきたいと考えています。
とはいえ、何らかのレスポンスいただけると勇気百倍です。
JACQUES DUTRONC ジャック・デュトロン - 白野弁寿
2025/07/16 (Wed) 08:46:20
JACQUES DUTRONC ジャック・デュトロンは、1943年4月28日パリ生まれの俳優・シンガー、ソングライター。イエイエ時代にロック・グループ“エル・トロとレ・シクロンヌ”のギタリストとしてデビュー、作詞家ジャック・ランズマンと組んで才能開花させた。1970年、フランソワーズ・アルディと同棲~事実婚でも話題を集めた(1980年代に正式に入籍。昨2024年死別したが、息子トマも歌手俳優として活躍)。1973年以降は俳優としても活躍している。
1976年クロード・ルルーシュ監督の『レジスタンス/反逆』に主演し、その主題歌を歌っている。作詞はフィリップ・ラブロで、伴奏指揮はサントラ盤でもアレンジを担当したジャン・ミュジー。サントラ盤は仏ワーナーからリリースされたが、版権の関係か主題歌は収録されず、デュトロンが契約していた仏ヴォーグからシングル・リリースされた。映画の原題通り和訳すれば「いいやつ悪いやつのバラード」となるが、実際1994年にSLCからフランシス・レイ傑作選の1枚としてリリースされたCDアルバム『DES HOMMES, DES FEMMES フランシス・レイ・ソングブック』(SLCS5043)ではこの原題に則した曲名になっている。
JACQUES DUTRONC / SI FR Vogue 45 V 14057 (1976)
1. LA BALLADE DU BON ET DES MECHANTS (Francis Lai – Philippe Labro)
2. LA VIE, L’AMOUR C’EST DINGUE (Jacques Dutronc – Pierre Delanoe)
Accompagnee par l’orchestre de JEAN MUSY
なお、デュトロンは1979年のルルーシュ作品『A NOUS DEUX 夢追い』の中でも「BALLADE D’UN ENFANT DU SIECLE 現代っ子のバラード(日本盤サントラでは「俺たちの掟」となっていた)」を歌っている。作詞はピエール・バルーで、映画の中では服役中のシモン(デュトロンが演じる)がクリスマスの余興でピアノ弾き語りで歌っており、タイトルロールにも歌手として“ジャック・デュトロン”の名前がクレジットされているが、サントラ盤にはノンクレジットで若い男性歌手のヴァージョンが収録されている。不思議なことにイタリア盤LPにはジャケットに“ジャック・デュトロン”の名前が記されているが、内容は仏盤と同じ別の男性歌手のヴァージョンが収録されている。これもおそらく版権の関係と思われるが、結局デュトロンのヴァージョンは音源化されていない。
CHARLES DUMONT シャルル・デュモン - 白野弁寿
2025/07/13 (Sun) 14:53:47
シャルル・デュモンは、1929年3月26日南仏ロット県の県庁所在地カオール生まれ、第二次世界大戦で父親が動員されトゥールーズに疎開し、同地の音楽院に学んだ。1960年ミシェル・ヴォケールの紹介でエディット・ピアフと出逢い、「NON, JE NE REGRETTE RIEN 水に流して」などそのコラボレーションが有名。ピアフのために書いた曲は40以上といわれ、フランシス・レイとともに最晩年のピアフを支えた。ピアフとの関係はテオ・サラポの出現で微妙なものになるが、その陰にはクロード・フィギュの存在が見え隠れする。レイとピアフの関係性も含め、このあたりの経緯はジャン・ノリやシモーヌ・ベルトーの著書が参考になる。ピアフの死後、仏CBSのディレクター、ソフィ・マックノーのバックアップなど得て、1973年ACCディスク大賞を受賞するなどシンガーソングライターとして活躍した。2024年11月18日パリで就寝中に死去。95才。大往生だろう。
2010年仏SONY MUSIC からリリースされたCD2枚とDVD1枚で構成される『CHANTE L’AMOUR』の中で、「男と女」を取り上げている(CD1 20曲目)。バルーのオリジナル詞をCATHERINE FALGAYRACカトリーヌ・ファルガイラック(1962年1月28日パリ生。TV司会者として知られる)とデュエットしている。
CHARLES DUMONT / CHANTE L’AMOUR / SONY MUSIC 88697738542 (2010)
CD1 20. UN HOMME ET UNE FEMME (Pierre Barouh – Francis Lai) en duo avec CATHERINE FALGAYRAC
Claviers: FREDERIC ANDREWS, JEAN LAHCENE
Guitare: JEAN-FRANCOIS DUVAL
Choeurs: JOHN STAGE, LAURA ZEN
Accordeon: PASCALE ANDREWS
Orchestre Pilharmonique de Buchyscovia
Produit et realise par JEAN LAHCENE au STUDIO PASTEUR
Producteur executive: LIONEL DUCOS
SACHA DISTEL サッシャ・ディステル - 白野弁寿
2025/07/11 (Fri) 17:01:13
SACHA DISTEL サッシャ・ディステルは、1933年1月29日パリ生まれのジャズギタリスト、作曲家、歌手。父親はロシア革命でフランスに亡命したユダヤ系ロシア人(ウクライナ生の資料もある)で、母アンドレの弟がレイ・ヴァンチュラである。この母方の伯父の縁でアンリ・サルヴァドールからギターの手ほどきを受けた。プレイボーイとしても有名で、ブリジット・バルドーやジュリエット・グレコとも浮名を流した。2004年7月22日ヴァール県レイヨル=カナデル=シュル=メールで大腸がんのため亡くなった。
1976年日本のテイチク~パイからリリースされたアルバム『SACHA DISTEL サッシャ・ディステル エマニエル夫人』の中に「A MAN AND A WOMAN 男と女」が収録されている。最初バルーの仏語詞で歌われ、途中ジェリー・ケラーの英語詞に変わる。編曲や伴奏のクレジットはない。
パイ原盤なので、英国制作かも知れないが、残念ながらオリジナルは未確認。
SACHA DISTEL / LP JA PYE UXP 661 Y (1976)
1. EMANUELLE (P.Bachelet – H.Roy)
2. A MAN AND A WOMAN (Barouh – Lai – Keller)
3. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (Bacharach – David)
4. I’LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN (Bacharach – David)
5. CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU (Crewe – Gaudio)
6. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD (Bacharach – David)
7. AS TIME GOES BY (Herman Hupfield)
8. YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE (Stevie Wonder)
9. AUTUMN LEAVES (Kosma – Prevert – Mercer)
10. WHAT NOW MY LOVE (Becaud – Delanoe – Sigman)
11. IT’S IMPOSSIBLE (Wayne – Manzanero)
12. WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE? (A&M.Bergman – M.Legrand)
13. THIS GUY’S IN LOVE WITH YOU (Bacharach – David)
14. TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE OAK TREE (Levine – Russel – Brown)
15. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS (Lennon – McCartney)
16. THE GOOD LIFE (Distel – Reardon)
COLETTE DEREAL コレット・デレアル - 白野弁寿
2025/07/09 (Wed) 18:59:05
COLETTE DEREAL コレット・デレアル(本名:Colette de Glarélial コレット・ド・グラレリアル)は、1927年9月22日セーヌ=エ=オワーズ県サン=シール=レコール生まれの女優・歌手。映画デビューは1949年ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『神々の王国』で、セルジュ・レジアニの相手役を務めた。歌手としては1962年最大のヒット曲「サン・ラザール駅」を含むアルバムでアカデミー・シャルル・クロのディスク大賞を受賞している。モナコ王妃グレース・ケリーと親しく晩年はモナコを基点にジャーナリストなどしていたが、1988年4月12日心臓発作のため亡くなった。
1971年仏ポリドールから「UNE HISTOIRE D’AMOUR ある愛の詩」をシングルリリースしている。作詞は仏語としては定番のカトリーヌ・ドサージュ。編曲指揮はPHIL KENLEY とクレジットされている。カプリングは「LES QUATRE SAISONS 四季」という曲で、モーツァルトの交響曲第40番ト短調のテーマをモチーフにマクシム・ル・フォレスティエが作詞している。
画像だけ見ると「UNE HISTOIRE D’AMOUR ある愛の詩」の方がB面のように見えるが、レーベル面は“1”となっている。
COLETTE DEREAL / SI FR Polydor 2056.077 (1971)
1. UNE HISTOIRE D’AMOUR (C.Desage – F.Lai)
2. LES QUATRE SAISONS (d’apres le theme de la symphonie no.40 en sol mineur de Mozart) (M.Le Forestier – arr. Phil Kenley)
Arrangements et direction musicale PHIL KENLEY
Prise de son: P.Houdebine
Re: COLETTE DEREAL コレット・デレアル - 白野弁寿
2025/07/09 (Wed) 19:03:56
“2”面ジャケット。
もしかすると、当初こちらを“1”面にするつもりで、『ある愛の詩』がヒットしたため入れ替えたのか?
『池中玄太2』の主題歌で、挿入歌「もしもピアノが弾けたなら」がヒットして差し替えられた例は結構あります。