みんなベルモンドが大好き
CHARLES DUMONT シャルル・デュモン - 白野弁寿
2025/07/13 (Sun) 14:53:47
シャルル・デュモンは、1929年3月26日南仏ロット県の県庁所在地カオール生まれ、第二次世界大戦で父親が動員されトゥールーズに疎開し、同地の音楽院に学んだ。1960年ミシェル・ヴォケールの紹介でエディット・ピアフと出逢い、「NON, JE NE REGRETTE RIEN 水に流して」などそのコラボレーションが有名。ピアフのために書いた曲は40以上といわれ、フランシス・レイとともに最晩年のピアフを支えた。ピアフとの関係はテオ・サラポの出現で微妙なものになるが、その陰にはクロード・フィギュの存在が見え隠れする。レイとピアフの関係性も含め、このあたりの経緯はジャン・ノリやシモーヌ・ベルトーの著書が参考になる。ピアフの死後、仏CBSのディレクター、ソフィ・マックノーのバックアップなど得て、1973年ACCディスク大賞を受賞するなどシンガーソングライターとして活躍した。2024年11月18日パリで就寝中に死去。95才。大往生だろう。
2010年仏SONY MUSIC からリリースされたCD2枚とDVD1枚で構成される『CHANTE L’AMOUR』の中で、「男と女」を取り上げている(CD1 20曲目)。バルーのオリジナル詞をCATHERINE FALGAYRACカトリーヌ・ファルガイラック(1962年1月28日パリ生。TV司会者として知られる)とデュエットしている。
CHARLES DUMONT / CHANTE L’AMOUR / SONY MUSIC 88697738542 (2010)
CD1 20. UN HOMME ET UNE FEMME (Pierre Barouh – Francis Lai) en duo avec CATHERINE FALGAYRAC
Claviers: FREDERIC ANDREWS, JEAN LAHCENE
Guitare: JEAN-FRANCOIS DUVAL
Choeurs: JOHN STAGE, LAURA ZEN
Accordeon: PASCALE ANDREWS
Orchestre Pilharmonique de Buchyscovia
Produit et realise par JEAN LAHCENE au STUDIO PASTEUR
Producteur executive: LIONEL DUCOS