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お嬢さん、お手やわらかに! - 白野弁寿

2024/04/29 (Mon) 00:49:02

お嬢さん、お手やわらかに! 原題:FAIBLES FEMMES
アラン・ドロンが当時売り出し中の若手女優パスカル・プチ、ジャクリーヌ・ササール、ミレーヌ・ドモンジョと共演したミシェル・ボワロン監督の青春コメディ。フランス公開は1959年2月11日で、日本では同年4月23日に封切。
音楽はポール・ミスラキだが、主題歌・挿入歌をポール・アンカが担当。劇中アンカの大ヒット曲「ダイアナ」が聞かれ、エンディングにはこの映画のために作られた「IT’S REALLY LOVE お嬢さん、お手やわらかに!」が流れる。
日本公開当時、キング ABCパラマウントから「IT’S REALLY LOVE お嬢さん、お手やわらかに!」がシングル・リリースされていた(PS29)。
ミスラキの楽曲は、残念ながらリリースされたことはないようだが、映画の冒頭結婚式のパーティーシーンで、『素直な悪女』の楽曲(JAZZ PARTY など)が流用されていた。

家なき子 - 白野弁寿

2024/04/22 (Mon) 20:41:13

エクトール・マロの名作をアンドレ・ミシェル監督が映画化した仏伊合作。フランス公開は1958年8月2日。日本では1960年12月15日日本語吹き替え版で公開された。
仏フィリップスから映画のダイジェスト版10インチLPがリリースされた。絵本タイプのもの(E1R0037)と、通常版仕様のもの(P76193R)の2種類があるが、内容は一緒。
テーマ曲に作曲者ミスラキ自身が作詞して「L’ETANG 池のほとり」というシャンソンになっている。ジャクリーヌ・フランソワやブロッサム・ディアリーが歌っている。
1998年リリースされた作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.4”(仏POMME / LARGHETTO 952412)にはサントラ音源6曲とブロッサム・ディアリーが歌う「L’ETANG 池のほとり」の計7曲が収録されていた。

画像は絵本タイプの E1R0037

Re: 家なき子 - 白野弁寿

2024/04/22 (Mon) 20:42:23

絵本版の裏面

Re: 家なき子 - 白野弁寿

2024/04/22 (Mon) 20:43:35

通常版仕様の P76193R

Re: 家なき子 - 白野弁寿

2024/04/22 (Mon) 20:44:36

通常版の裏面

Re: 家なき子 - 白野弁寿

2024/04/22 (Mon) 20:47:27

主題歌「L'ETANG 池のほとり」を収録したジャクリーヌ・フランソワのEP。伴奏はミシェル・ルグラン。

素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/16 (Tue) 22:16:56

素直な悪女 原題:ET DIEU・・・CREA LA FEMME / 米国公開題名 AND GOD CREATED WOMAN
ブリジット・バルドーを国際的スターダムに押し上げた1956年ロジェ・ヴァディム監督の長編デビュー。フランス公開は1956年11月28日で、日本公開は1957年5月21日。
仏ヴェルサイユから10インチLP(VERSAILLES STD2012)がリリースされた。ミスラキのオリジナル音楽を2部構成の組曲形式で収録され、曲間にバルドーのナレーションが組み込まれている。同内容の10インチアルバム(BELTER 25.503)がスペインでもリリースされたが、アートワークは全く異なる。
米国ではデッカ・レーベルで12インチ盤(DL8685)がリリースされ、日本でもテイチク・デッカから12インチ盤の発売が記録されている。また1974年にMCAオリジナル・サウンドトラック・エバーグリーン・シリーズの1枚として米国盤のジャケット仕様でリリースされた。
1995年映画生誕100周年オリジナル・サウンドトラック・コレクションの1枚として世界初CD化されたが、その解説を白野が担当した。
1998年作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.1”(仏POMME / LARGHETTO 952382)に音楽のみ17曲が初収録された。
2007年英国ELレーベルから、オリジナル・アルバムと作品集17曲を1枚にまとめたCD(ACMEM98CD)がリリースされた。
翌2008年EU GOLDEN STRAS からリリースされた3枚組CDのバルドー作品集“MUSIC FROM BRIGITTE BARDOT MOVIES”(GSS5618 CD2)にはEL盤の内容にもう1曲ジルベール・ベコーの「MON COEUR ECLATE 僕の心は破裂する」が追加収録されている。これは映画の中でバルドー演ずるジュリエットが聴いているラジオから流れてきたもので、ベコーが主演した『遥かなる国から来た男』の主題歌でもある。

画像は仏ヴェルサイユ盤

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/16 (Tue) 22:18:40

ヴェルサイユ盤ジャケット裏面です。

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/16 (Tue) 22:23:39

スペイン盤10インチのジャケットです

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/16 (Tue) 22:26:07

米国デッカ盤使用の1974年の再発盤ジャケットです

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/20 (Sat) 19:17:44

2007年英国ELレーベルCD(ACMEM98CD)です。

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/20 (Sat) 19:19:20

ELレーベルCDのジャケ裏。曲目リストです。

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/20 (Sat) 19:21:21

2008年EU GOLDEN STRAS からリリースされた3枚組CDのバルドー作品集“MUSIC FROM BRIGITTE BARDOT MOVIES”(GSS5618)のCD2の画像です。

Re: 素直な悪女 - 白野弁寿

2024/04/20 (Sat) 19:23:47

3枚組CDバルドー作品集(GSS5618)のCD2のジャケ裏。曲目リストです。曲順も若干入れ替わっています。

ポール・ミスラキ 再開します - 白野弁寿

2024/03/20 (Wed) 13:31:40

お待たせしました!再開します。
ポール・ミスラキは生涯で170本以上の映像作品を手掛けている。未公開作品が多いが、日本ではテレビ放映されたりビデオリリースされた作品や、サントラ盤がリリースされた作品を中心に、主要なものをご紹介しよう。

ポール・ミスラキ主要作品リスト
1938年 暁に帰る
1950年 パリへ行こう (1966年フジテレビ系で放映) / 我々はパリへ行く (1994年NHKBSで放映)
1951年 オードリー・ヘップバーンの モンテカルロへ行こう (1995年ビデオリリース / 2003年 NHKBSで放映)
1952年 愛情の瞬間
1954年 愛の迷路
1955年 首輪のない犬
1956年 裸で御免なさい、素直な悪女
1957年 目撃者、女が事件にからむ時 (1963年フジテレビ系で放映)
1958年 殺人鬼に罠をかけろ、モンパルナスの灯、スプートニクは安全運転 (1965年TV放映) / 歩いて馬で自転車で (1968年東京12チャンネルで放映)、危険な遊び
1959年 お嬢さん、お手やわらかに!、いとこ同志、二重の鍵、熱狂はエル・パオに達す (NHKBSで放映 / 2003年DVDリリース)
1960年 気のいい女たち(1980年「善良な女たち」のタイトルでフィルムセンター戦後フランス映画秀作選で上映)、フランス女性と恋愛、COMMENT QU'ELLE EST?(未公開)、LE RENDEZ-VOUS(未公開)
1962年 左利きのレミー、いぬ、NOUS IRONS À DEAUVILLE(未公開)
1963年 レミ・コーションと女たち (1974年東京12チャンネルで放映)
1964年 剣豪パルダヤンの逆襲、接吻・接吻・接吻(1998年「キス!キス!キッス!」のタイトルでリバイバル)
1965年 LE MAJORDOME(未公開)、アルファヴィル
1967年 SEPT HOMMES ET UNE GARCE(未公開)
1972年 殺人代理人 (1979フジテレビ系で放映)
1973年 LES VOLETS CLOS(未公開)
1974年 JULIETTE ET JULIETTE(未公開)、LA MAIN À COUPER(未公開)
1976年 LE CHASSEUR DE CHEZ MAXIM'S(未公開)
1979年 UN SI JOLI VILLAGE... (未公開)
1984年 STRESS(未公開)
1991年 木洩れ日

Re: ポール・ミスラキ 再開します - 白野弁寿

2024/03/20 (Wed) 14:01:37

すみません。久しぶりでコピペするリストを間違えました。正しくはこちらです。

ポール・ミスラキ主要作品リスト
1938年 暁に帰る
1949年 すべての道はローマへ、情婦マノン、二百萬人還る(「人生への回帰」のタイトルでビデオリリース)
1950年 パリへ行こう (1966年フジテレビ系で放映) / 我々はパリへ行く (1994年NHKBSで放映)、ピガール酒場 (1966年フジテレビ系で放映) / オーケストラ (1994年NHKBSで放映)
1951年 恋路、オードリー・ヘップバーンの モンテカルロへ行こう (1995年ビデオリリース / 2003年 NHKBSで放映)
1952年 素晴らしき遺産 (1965年TBS系で放映)、愛情の瞬間
1953年 狂熱の孤独
1954年 そこを動くな!、愛の迷路、バルテルミーの大虐殺、アラブの盗賊
1955年 四角い帆、アーカディン/秘密調査報告書 (1987年ビデオリリース)、首輪のない犬、男の世界
1956年 この庭に死す、裸で御免なさい、素直な悪女
1957年 目撃者、歩いて馬で自動車で (1964年フジテレビ系で放映)、女が事件にからむ時 (1963年フジテレビ系で放映)
1958年 殺人鬼に罠をかけろ、モンパルナスの灯、家なき子、スプートニクは安全運転 (1965年TV放映) / 歩いて馬で自転車で (1968年東京12チャンネルで放映)、危険な遊び
1959年 お嬢さん、お手やわらかに!、いとこ同志、学生たちの道、二重の鍵、熱狂はエル・パオに達す (NHKBSで放映 / 2003年DVDリリース)
1960年 気のいい女たち(1980年「善良な女たち」のタイトルでフィルムセンター戦後フランス映画秀作選で上映)、フランス女性と恋愛、COMMENT QU'ELLE EST?(未公開)、LE RENDEZ-VOUS(未公開)
1962年 左利きのレミー、いぬ、NOUS IRONS À DEAUVILLE(未公開)
1963年 レミ・コーションと女たち (1974年東京12チャンネルで放映)
1964年 剣豪パルダヤンの逆襲、接吻・接吻・接吻(1998年「キス!キス!キッス!」のタイトルでリバイバル)
1965年 LE MAJORDOME(未公開)、アルファヴィル
1967年 SEPT HOMMES ET UNE GARCE(未公開)
1972年 殺人代理人 (1979フジテレビ系で放映)
1973年 LES VOLETS CLOS(未公開)
1974年 JULIETTE ET JULIETTE(未公開)、LA MAIN À COUPER(未公開)
1976年 LE CHASSEUR DE CHEZ MAXIM'S(未公開)
1979年 UN SI JOLI VILLAGE... (未公開)
1984年 STRESS(未公開)
1991年 木洩れ日

リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 落し文

2023/10/05 (Thu) 14:35:23

・・・新シリーズへの割り込み,すみません。

→ La Leçon Particulière/la Louve Solitaire: Francis Lai, Francis Lai: Amazon.fr: CD et Vinyles}

今年8月?にリリースされ,レーベルLabel Pantheon はUniversal music France系列のようですが,いずれも詳細は不明です。
HDリマスターのため,高音質が期待できます。

・・・9曲そろった形では,初リリースとなるla Louve Solitaireについて,白野さんに解説をお願いしたいところです。

情報を伝えてくれた本国フランスのStéphane Waget氏には―ここにお名前を記し,心からお礼申し上げます。

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 白野弁寿

2023/10/06 (Fri) 21:21:02

落し文さん
貴重な情報ありがとうございます。
早速仏アマゾンを除いてみたのですが、アナログしかヒットしませんでした。
入手出来たらご報告します。
ちなみに、「LA LOUVE SOLITAIRE 華麗なる盗みのテクニック」は10年くらい前に日本のある社から音源があるけれど版権が高くて・・・という話を聞いたことがありました。まだホームビデオが普及していないころにTV放映されて、音だけカセットに録音して、音楽部分だけを10分くらいに編集して、楽しんでいました。PALでDVD(画像参照)が出たので、同じように音楽部分だけ編集して我慢していました。

なお新シリーズですが、管理人の粋田が、阪神タイガースの18年ぶりの「アレ」で、日本シリーズまで落ち着いていられないようで、ただいま開店休業中でございます。

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 白野弁寿

2023/10/21 (Sat) 22:23:42

個人教授とカプリングのアナログLP入手しました。B面に9曲収録されていますが、短い音源を1曲にまとめていたり、実際の映画では未使用の曲もあるようです。一方で、映画のタイトルバックに流れたヴァージョンは今回も未収録でした。
 映画はサーカスの空中ブランコ乗りという前歴を活かして女怪盗となったフランソワーズ(ダニエル・ゴーベール)が、読唇術を得意とするブルーノ(ミシェル・デュシュソワ)と共に、デュリュー警部(ジュリアン・ギオマール)の依頼で、治外法権の外交官特権を利用する麻薬シンジケートのボス、サラトガ(サッシャ・ピトエフ)を追い詰めるエドゥアール・ロジェロ監督のアクション作品。劇場未公開だが、1976年にTV放映(TBS系)されたことがある。その時の題名が『華麗なる盗みのテクニック/女怪盗は美女』であった。
 仏AZからシングル盤がリリースされたという噂があったが、未確認。サントラ音源としては、2004年、仏EDITIONS 23からリリースされた14枚組コンピレーション“FRANCIS LAI STORY”にサントラ音源から1曲初収録されました。また2020年、仏UNIVERSALから、ECUTEZ LE CINEMA! シリーズの20周年を記念して制作されたアナログLP ECUTEZ LE CINEMA! 20 ANS VOL.2 RARETES ET INEDITS (352190-3)の中に、La Louve solitaire (theme et poursuite) という組曲形式の1曲が収録された。
サントラではありませんでしたが、1972年、仏ユナイトからリリースされたセルフカヴァー・アルバム“MADE IN FRANCE”(UAS 29311)にAdagio pour orgue, choeur & cordes というタイトルで主題曲が収録されていた。曲名からも判るように、バロック音楽の名曲“アルビノーニのアダージオ”をモチーフとしたもので、日本盤(GP 75)では単に“アダージオ”となっていた。オーケストラ指揮は、サントラ盤同様、クリスチャン・ゴーベールが担当。 なお、このセルフカヴァーに先だって、レイは1971年の日本公演でもこの曲を取り上げており、そのライブ盤(UA GP 42)に収録されていました。
以下、今回のリリースについて、報告です。曲目はジャケ裏画像を参照ください。

01.は2020年、仏UNIVERSALから、ECUTEZ LE CINEMA! シリーズの20周年を記念して制作されたアナログLP ECUTEZ LE CINEMA! 20 ANS VOL.2 RARETES ET INEDITS (352190-3)に収録されたものと同じ曲。チェンバロンによるメインテーマの短い変奏~メインテーマ~追跡のテーマ。チェンバロン変奏は、冒頭の盗みから帰宅したフランソワーズの背景や、フランソワーズが不動産の案内をする場面に流れていた。中間部のメインテーマは、2004年、仏EDITIONS 23からリリースされた14枚組コンピレーション“FRANCIS LAI STORY”にサントラ音源から初収録されたものと同じだが、映画のタイトルバックに使用された演奏とは若干異なる。追跡のテーマは、映画の後半、サラトガの子分たちに捕らえられたフランソワーズをブルーノが追跡するシーンに使用された。
02.はフランソワーズのテーマ。弦楽とギターソロによるアダージオ。映画の前半、フランソワーズとブルーノが車に乗るシーン(途中ブルーノがパン屋に立ち寄るシーン)に流れたもの。また映画の後半、サラトガの子分からフランソワーズが逃亡するシーンでも流れていた。
03.は映画の前半、フランソワーズとブルーノが出会うクラブで流れるゴーゴー。
04.はMTの短い変奏3曲を編集したもののようだ。中間部のチェンバロンによるMT変奏は冒頭の最初の盗みを終えたフランソワーズが着替えるシーンに使用された。~弦楽MT
05.はフランソワーズのテーマ(アダージオ)変奏~MT変奏(演奏自体は08の屋根の上の追跡シーンの音楽とほぼ同じ)~ピアノとストリングスによるアダージオ変奏。後半のアダージオは映画の中盤、サラトガのアジトに忍び込むミッションに出かけるフランソワーズにブルーノがキスして送り出す場面に流れていた。
06.は映画の冒頭フランソワーズが盗みに入る豪邸でのパーティー・シーンに流れていたポップス。
07.サックスをフィーチュアしたジャズ~低音弦と不協和音によるサスペンステーマ。後半のサスペンステーマは、雨が降る中、サラトガのアジトに忍び込むシーンで断続的に流れている。前半のジャズテーマは、少なくともDVD版では流れていないようだ。
08.は映画のラストシーン、サラトガの子分をフランソワーズが追い詰める屋根の上の追跡シーン~エンドクレジットに流れたもの。屋根の上の追跡シーンはMTの変奏で、エンドクレジットはアダージオの変奏となっている。
09は 短いMT変奏~弦オスティナート~サスペンステーマ。中間部はサラトガのアジトに忍び込むシーンの後半に流れていた。

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 白野弁寿

2023/10/21 (Sat) 22:39:33

ジャケット表面は「個人教授」。こちらは日本盤だけのLP音源から9曲をセレクトしたもののようだ。ただしアヴォリアスの夜はショートヴァージョンとなっている。

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 白野弁寿

2023/10/21 (Sat) 22:45:56

2020年、仏UNIVERSALから、ECUTEZ LE CINEMA! シリーズの20周年を記念して制作されたアナログLP ECUTEZ LE CINEMA! 20 ANS VOL.2 RARETES ET INEDITS (352190-3)のジャケットです。参考までに

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 白野弁寿

2023/10/21 (Sat) 22:47:49

B面3曲目が「華麗なる盗みのテクニック」

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 落し文

2023/10/23 (Mon) 20:53:23

 短時間のうちに,これ以上望めないほど詳細・完璧な解説をしていただき,ありがとうございました。
 これで日本版を入手するのと,同じになりました。

Re: リリースNEWS ― 個人教授(1968) / la Louve Solitaire(1968) - 落し文

2023/11/13 (Mon) 19:54:36

蛇足ですが・・・
岡部迪子氏による「一人ぼっちの狼」(仮題)も捨てがたく,過去の記憶として記しておきます。

FRANCIS LAI ORCHESTRA JAPAN TOUR 2023 - 白野弁寿

2023/10/16 (Mon) 22:47:00

東京国際フォーラム ホールC で開催されたコンサートに行ってきました。

舞台に設置されたスクリーンにFGLのロゴが現われ、開幕。BGMは「ライオンと呼ばれた男」
続いて、フランシス・レイの生涯が、貴重な写真でスライドショーで映写されました。BGMは「ベルナデット」
そこにFGLのThiery Wolf氏が登場。日本語の挨拶のあと、通訳を通して、コンサートについて説明がありました。
さらに、客席にいたクロード・ルルーシュを呼び寄せ、舞台に上げます。ルルーシュはフランシスとの出逢いについて語ります。
そのあと、やはり客席にいたマエストロの家族が紹介され、いよいよコンサートの開始。
基本的には添付画像のセットリスト通りでしたが、後半クレモンティーヌの歌が、最初に「男と女」で次に「あらがえないもの(愛は私達より強く)」と入れ替わっていました。
以下、プログラムに関するメモです。
・レイナ・キタダが歌う「パリのめぐり逢い」は、語り口調で、おそらくアニー・ジラルドがサントラとは別にリリースしたEPの内容に近い物でした(フランス語)。
・アンヌ・シラの「白い恋人たち」は、チェロをベース風に爪弾きながら、一部日本語詞(永田文夫訳詞)を取り入れていました。
・メドレー は舞台上のスクリーンに映画の場面(ただし、「自転車乗り」は創唱者でもあるイブ・モンタンの「パリのめぐり逢い」出演場面)がスライドショー風に映写されましたが、(初日のせいか)スライドショーが早くて、シンクロしていませんでした。
・「ある愛の詩」は、キャティア・プラシェが英語詞、ロレーヌ・ドゥヴィエンヌが仏語詞で、デュエット。
・クレモンティーヌは、持ち歌の「ダバダバダ」に加えて、「あらがえないもの」も歌っていますが、2021年のパリ・グランレックスでの追悼コンサートではニコール・クロワジールが歌っていたもので、比較してはいけませんが、正直ちょっと違和感がありました。
最後に、再びThiery Wolf氏が登場。遺作となった未発表曲「ザ・ファイナル・ドット」が演奏されました。
フィナーレは、グランレックスでの追悼コンサート同様、「占領下のパリ」。最後はルルーシュやレイ一家も全員舞台に上がり、コンサートは終わりました。

Re: FRANCIS LAI ORCHESTRA JAPAN TOUR 2023 - 白野弁寿

2023/10/16 (Mon) 22:49:53

開演前の舞台です。

Re: FRANCIS LAI ORCHESTRA JAPAN TOUR 2023 - 白野弁寿

2023/10/16 (Mon) 22:51:15

会場入り口の案内板

ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:13:29

『LE DOULOS いぬ』(続き)
1982年、仏RCAからアラン・ラコンブ監修でリリースされたコンピレーション"20 ANS DE CINEMA FRANCAIS"(2枚組LP PL 37673)の1枚目片面に組曲形式で2曲(SUITE I 11:25と SUITE II 8:50)が収録された。おそらく本国でもこれがサントラ盤初リリースであると思われる。
SUITE I は、後述するミスラキ作品集CDの、SLOW POUR VIBRAPHONE ET TROMBONE~JAZZ RAPIDE~VOL AVEC EFFRACTION~PIANO-BARの4曲で構成されている。
SUITE II は、ミスラキ作品集CDに未収録のピアノ・ソロ曲とESSUIE-GLACE~FINALの3曲で構成されている。
ピアノ・ソロ曲は、この2枚組LPコンピレーション以外にはリリースされたことがない曲だが、アラン・ラコンブの資料によれば『いぬ』の共作者としてジャック・ルーシェが記載されていることから、おそらくルーシェの作曲作品ではないかと思われる。

1991年、仏MILAN / HORTENSIA からリリースされた『木漏れ日 AUJOURD’HUI PEUT-ETRE…』のサントラ盤(CD CH 803)はポール・ミスラキ作品集で、『いぬ』から6曲(14. SLOW POUR VIBRAPHONE ET TROMBONE, 15. JAZZ RAPIDE, 16. VOL AVEC EFFRACTION, 17. PIANO-BAR, 18. ESSUIE-GLACE, 19. FINAL)が収録されている。
前述のように、この6曲は、RCAの組曲からルーシェ作品を除いた内容となっているが、このCD収録曲のライナーに記載された時間はかなりメチャクチャで、信用できない。

同じ1991年、仏HORTENSIA からリリースされたミスラキ作品集CD“ALPHAVILLE / MUSIQUES DE FILMS COMPOSEES PAR PAUL MISRAKI”(873 085)にも同じ6曲が収録されたが、こちらの時間表記は正確なものであった。

1998年リリースされた作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.2”(仏POMME / LARGHETTO 952392)には、新たに2曲(25曲目と31曲目)が追加され8曲が収録されていた(数字はCDの収録曲番)。
25. LE DOULOS (3:23)
26. SLOW POUR VIBRAPHONE ET TROMBONE (4:00)
27. JAZZ RAPIDE (3:17)
28. VOL AVEC EFFRACTION (2:27)
29. PIANO-BAR (1:38)
30. ESSUIE-GLACE (2:15)
31. SILIEN (2:58)
32. LE DOULOS (FINAL) (2:16)

このうち、4曲(25. LE DOULOS, 26. SLOW POUR VIBRAPHONE ET TROMBONE, 27. JAZZ RAPIDE, 31. SILIEN)は、2002年、再編集された作品集CD“JAZZ, SWING & CINEMA / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952952)に、2曲(29. PIANO-BAR, 30. ESSUIE-GLACE)は“MUSIQUE & CINEMA DES ANNEES 50 A LA NOUVELLE VAGUE / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 953062)に、それぞれ再録されている。(画像は『A DOUBLE TOUR 二重の鍵』の解説を参照されたい)

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:15:27

"20 ANS DE CINEMA FRANCAIS"(2枚組LP PL 37673)のジャケ裏画像です。

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:18:11

『木漏れ日 AUJOURD’HUI PEUT-ETRE…』のサントラ盤(CD CH 803)画像です。

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:21:00

『木漏れ日 AUJOURD’HUI PEUT-ETRE…』のサントラ盤(CD CH 803)のジャケ裏画像。記載された時間はかなりメチャクチャで、信用できません。

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:23:26

“ALPHAVILLE / MUSIQUES DE FILMS COMPOSEES PAR PAUL MISRAKI”(873 085)のジャケットです。

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:25:19

“ALPHAVILLE / MUSIQUES DE FILMS COMPOSEES PAR PAUL MISRAKI”(873 085)のジャケ裏画像。ミスラキの肖像です。

Re: ポール・ミスラキ3-2 - 白野弁寿

2023/09/10 (Sun) 19:27:11

“ALPHAVILLE / MUSIQUES DE FILMS COMPOSEES PAR PAUL MISRAKI”(873 085)のトラックリスト。こちらの時間表記はかなり正確です。

ポール・ミスラキ3-1 - 白野弁寿

2023/09/09 (Sat) 17:49:35

『LE DOULOS いぬ』
初公開当時、フランスでもサントラ盤のリリースはなかったようだ。

日本では公開当時、いくつかカヴァーシングルが出ていた。
LE DOULOS / Giorgio Boyer et son orchestra / KING SEVEN SEAS HIT 231
ジョルジョ・ボワイエ楽団とクレジットされているが、おそらく尾田悟編曲指揮の楽団であろう。カプリングは映画『ジブラルタルの鮫』主題曲「メランコリー」(アラン・ロマン作曲)。

LE DOULOS / Henry Robins and his orchestra / SONORAMA AEP 1002
こちらのカプリングは『審判』(ジャン・ルドリュ作曲)

Re: ポール・ミスラキ3-1 - 白野弁寿

2023/09/09 (Sat) 17:51:07

SONORAMA AEP 1002のジャケットです。

ポール・ミスラキ2 - 白野弁寿

2023/08/27 (Sun) 19:10:07

『A DOUBLE TOUR 二重の鍵』
公開当時、仏DUCRETET THOMSON からEP (450V259) がリリースされていた。
1. A DOUBLE TOUR FACE1 5:08
2. A DOUBLE TOUR FACE2 5:10
Musique de Paul Misraki
Orchestre sous la direction de Paul Misraki

実際には、後述するCD収録から、それぞれ数曲を組曲形式にしたものであった。
1. は、CHA-CHA~LSZLO ET ELIZABETH~FARANDOLE PROVENCALEの3曲を編集したもの。
2. は、前半がA DOUBLE TOUR (FINAL)で、後半はMISTERIOSO とDANS LA CAMPAGNE D'AIX… を編集したもののようだ。

1998年リリースされた作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.2”(仏POMME / LARGHETTO 952392)には9曲が収録されていた(数字はCDの収録曲番)。
4. DANS LA CAMPAGNE D'AIX…
5. FARANDOLE PROVENCALE
6. ADULTERE BOURGEOIS
7. RICHARD
8. MISTERIOSO
9. LES COQUELICOTS
10. CHA-CHA
11. LSZLO ET ELIZABETH
12. A DOUBLE TOUR (FINAL)

前述のように、4., 8., 12. の3曲はEPのB面、5., 10., 11. はEPのA面に全部あるいは一部が収録されていたもの。したがって、6., 7., 9. の3曲が初音源化されたものということになる。

なお、ADULTERE BOURGEOISは、2002年、再編集された作品集CD“MUSIQUE & CINEMA DES ANNEES 50 A LA NOUVELLE VAGUE / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 953062)に、CHA-CHAは、再編集CD“MAMBO SAMBA CHA-CHA … / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952942)に、LSZLO ET ELIZABETH と RICHARD は、再編集CD“JAZZ, SWING & CINEMA / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952952)に、それぞれ再録されている。
(逆に言えば、DANS LA CAMPAGNE D'AIX…, FARANDOLE PROVENCALE, MISTERIOSO, LES COQUELICOTS, A DOUBLE TOUR (FINAL) の5曲は1998年版にしか収録されていないということ)

画像はオリジナルEP

Re: ポール・ミスラキ2 - 白野弁寿

2023/08/27 (Sun) 19:17:41

作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.2”(仏POMME / LARGHETTO 952392)

再編集CD“MUSIQUE & CINEMA DES ANNEES 50 A LA NOUVELLE VAGUE / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 953062)
は前に投稿した「ポール・ミスラキ1」の画像を参照ください。

ここでは、再編集CD“MAMBO SAMBA CHA-CHA … / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952942)の画像です。

Re: ポール・ミスラキ2 - 白野弁寿

2023/08/27 (Sun) 19:18:58

再編集CD“MAMBO SAMBA CHA-CHA … / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952942)のジャケ裏画像です。

Re: ポール・ミスラキ2 - 白野弁寿

2023/08/27 (Sun) 19:21:30

再編集CD“JAZZ, SWING & CINEMA / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952952)
の画像です。
『いぬ』のスチールですね。

Re: ポール・ミスラキ2 - 白野弁寿

2023/08/27 (Sun) 19:22:45

再編集CD“JAZZ, SWING & CINEMA / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 952952)のジャケ裏画像です。

ポール・ミスラキ1 - 白野弁寿

2023/08/23 (Wed) 22:47:56

『A PIED, A CHEVAL ET EN VOITURE 歩いて馬で自動車で』
は、残念ながらレコード/CD化されたことはないようだ。

『UN DROLE DE DIMANCHE 奇妙な日曜日』
1958年仏VSM (La Voix De Son Maître) からダニエル・ダリューが歌う主題歌「Le Temps D'aimer (Du Film "Un Drôle De Dimanche") 愛する時」がシングル・リリース(7 GF 520)された。作詞はジャン・ブルッソルJean Broussolle で、伴奏指揮はフランク・プールセル。カプリングはミスラキ作詞作曲の「L'étang」で、おそらくミスラキが音楽担当した『家なき子』(1958年アンドレ・ミシェル監督作品。日本では吹き替え版で1960年12月15日公開)の主題歌と思われる。

1998年、ミスラキが存命中にリリースされた作品集CD“MUSIQUES ORIGINALES DE FILMS PAUL MISRAKI Vol.1”(仏POMME / LARGHETTO 952382)には2曲(23曲目にタイトル・テーマ Un Drôle De Dimanche、24曲目に上記ダニエル・ダリューの主題歌 Le Temps D'aimer)が収録された。

この2曲は、2002年、再編集された作品集CD“MUSIQUE & CINEMA DES ANNEES 50 A LA NOUVELLE VAGUE / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 953062)にも再収録されていた(21曲目と22曲目)。

画像は作品集CD 仏POMME / LARGHETTO 952382

Re: ポール・ミスラキ1 - 白野弁寿

2023/08/23 (Wed) 22:51:00

作品集CD 仏POMME / LARGHETTO 952382 のインナー曲目リストです。

Re: ポール・ミスラキ1 - 白野弁寿

2023/08/23 (Wed) 22:52:47

作品集CD 仏POMME / LARGHETTO 952382 のジャケ裏です。

Re: ポール・ミスラキ1 - 白野弁寿

2023/08/23 (Wed) 22:55:36

再編集された作品集CD“MUSIQUE & CINEMA DES ANNEES 50 A LA NOUVELLE VAGUE / BANDES ORIGINALES DE PAUL MISRAKI”(仏POMME / LARGHETTO 953062)です。

Re: ポール・ミスラキ1 - 白野弁寿

2023/08/23 (Wed) 22:57:23

再編集CD 仏POMME / LARGHETTO 953062 のジャケ裏です。


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