みんなベルモンドが大好き
LE CHASSEUR DE CHEZ MAXIM'S - 白野弁寿
2024/12/31 (Tue) 20:03:32
再開します。まずはミスラキの補足から。
LE CHASSEUR DE CHEZ MAXIM'S(未公開)
1920年代パリの有名レストラン“マクシム MAXIM'S”を舞台にしたクロード・ヴィタル監督のコメディ。主演はベルボーイ・ジュリアン役にミシェル・ガラブリュほか。フランス公開は1976年12月15日だが、日本未公開。
公開当時仏パテから17曲入りLP(PATHE 2C066-14386)がリリースされたが、筆者は未入手。
2020年仏MUSIC BOXから、同時期に制作公開されたパトリス・ルコント監督の長編デビュー作『LES VÉCÉS ÉTAIENT FERMÉS DE L'INTÉRIEUR』(ジャン・ロシュフォール主演の犯罪コメディ。フランス公開は1976年1月7日で、やはり日本未公開)とカップリングで、17曲を収録したCDがリリースされた(MBR-171)。おそらくパテ盤LPと同内容であろうと思われる。
なお、カプリングのルコント監督作品はこのCDが初音盤化で、21曲が収録されている。
冬木透さん訃報 - 白野弁寿
2024/12/30 (Mon) 17:28:23
作曲家、冬木透さんの訃報です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5bd4d41bfa5d1a5fa9006c5b42799d6a908ca0
「ウルトラセブン」の♪セブン、セブン、セブン・・・3番目がブレイク前の尾崎紀世彦さんでしたよね。
心からご冥福をお祈りいたします。
画像はウルトラセブン幻の12話「遊星より愛をこめて」のドラマがダイジェスト収録された東芝のコンピレーションLP
再開予告 - 白野弁寿
2024/12/27 (Fri) 21:10:58
今年も残りわずかになりましたが、ぼちぼち再開します。
ベベル作品の作曲家
フランシス・レイ
今年亡くなられたアラン・ドロンや西田敏行さん
などなど予定しています。
もう少々お待ちください。
太陽がいっぱい - 粋田化石
2024/09/29 (Sun) 08:41:59
太陽がいっぱい
アラン・ドロン追悼4Kレストア版を見てきました
劇場で見るのは初めてです
何回見ても、良い作品ですね
ワンシーンごとに作り手の美意識を感じます
いま流行のデジタルチケットは不安がいっぱいです
最近知ったのですが
映画の終り近く、フィリップの死体が発見される直前の台詞で、
「具合でも?」
の問に
「太陽がいっぱいだ」
「今までで最高の気分だよ」
というのがあります
しかし、直訳すると
「太陽はいっぱいだけど」
「今までで最高の気分だよ」
となるのだそうです
微妙に違う表現ですね
そういえばリプリーは、
フィリップの悪戯のせいでボートで漂流して、背中を酷く火傷していました
Re: 太陽がいっぱい - 白野弁寿
2024/09/29 (Sun) 23:52:51
アナログ世代にとっては、デジタルチケットはどうも心配になりますね。
ラストシーンのパロディで思い出すのはドリフの番組。
「全員集合」ではなく、「大爆笑」だったと思うのですが記憶がいまいちですが・・・
加藤茶がスポーツ新聞を読みながら、「たいようがいっぱいだぁ・・・・きょじんがにしょう?」
つまり
「大洋(現DeNA)が一敗だぁ・・・巨人が2勝?」
といったセリフを言っていました。
お陰様で今年は「アレ」ではなく「アベ」でした。
(ちなみに粋田は阪神ファンで、白野は巨人です)
とうとうドロンまでも - 白野弁寿
2024/08/18 (Sun) 16:06:57
パリ五輪も無事終わりましたが、とうとうアラン・ドロンも鬼籍に。
『冒険者たち』は永遠に!
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6511055
Re: とうとうドロンまでも - 粋田化石
2024/08/18 (Sun) 17:23:13
デビ夫人が「アランドロンは本当に美しいお顔をされていた。」と、どこかで言っていました。
合掌
LA MAIN À COUPER - 白野弁寿
2024/08/15 (Thu) 12:49:19
LA MAIN À COUPER(未公開)
ピエール・サルヴァPierre Salvaの原作小説を、『殺人代理人』同様ドミニク・ファーブルとエチエンヌ・ペリエが共同で脚色し、ペリエが監督した犯罪ドラマ。主演はレア・マッサリ、ミシェル・ブーケ、ベルナール・ブリエ。仏公開は1974年3月6日だが、日本未公開。
公開当時仏SONOPRESSEから3曲入りシングル(46504)がリリースされた。A面はモニク・ピアネアMONIQUE PIANEA が歌う同名主題歌(ミスラキとエチエンヌ・ペリエが共同で作詞し、伴奏指揮はカルロ・サヴィーナ)、B面にはインストルメンタルが2ヴァージョン収録されている。
1996年CAM’S SOUNDTRACK ENCYCLOPEDIAシリーズの1枚としてリリースされたミスラキ作品集CD(CAM CSE800-135)には13分59秒の組曲が収録された。最初にシングルA面の主題歌、最後にシングルB面からハーモニカ・ヴァージョンが収録されているが、中間部はシングル未収録のインスト数曲で構成されている。
モニク・ピアネアMONIQUE PIANEAは、1943年5月22日イゼール県ラ・トゥール・デュ・パン生。1970年代に活躍し、フランシス・レイ作品も歌っている。2003年10月に亡くなっている。
画像はシングル盤。
JULIETTE ET JULIETTE - 白野弁寿
2024/08/12 (Mon) 19:18:19
JULIETTE ET JULIETTE(未公開)
アニー・ジラルドとマルレーヌ・ジョベールが二人の“ジュリエット”を演じるレモ・フォルラニ監督のコメディ(仏公開は1974年2月27日)。
公開当時フランス本国でも単独のレコードとしてはリリースされず、仏RCAのコンピレーション盤にテーマ曲が1曲だけ収録されたようだ(未確認)。
1996年CAM’S SOUNDTRACK ENCYCLOPEDIAシリーズの1枚としてリリースされたミスラキ作品集CD(CAM CSE800-135)には11分47秒の組曲が収録された。後述のMUSIC BOX盤の01~20~02~18~21 の5曲を編集した内容となっている。
2016年仏MUSIC BOXから全21曲(トータル37分20秒)の単独盤CDとして初リリースされた(MBR-102)。
画像はMUSIC BOX盤
LES VOLETS CLOS - 白野弁寿
2024/08/11 (Sun) 19:22:24
LES VOLETS CLOS(未公開)
『小さな約束』につぐジャン・クロード・ブリアリ監督の長編第2作(仏公開は1973年2月1日)。日本未公開だが、1930年代の港町を舞台に、ふらりと現れた船乗りトマ(ジャック・シャリエ)が巻き起こすコメディだという。共演はマリー・ベル、カトリーヌ・ルーヴェルなど。
公開当時仏CAMから13曲入りLP(LAG443053)がリリースされた。
また、仏リヴィエラから、ニコレッタが歌うLP未収録の主題歌を収録したシングル盤(RIVIERA 121472)がリリースされた。B面にはLPからインスト曲がカプリングされている。
1996年CAM’S SOUNDTRACK ENCYCLOPEDIAシリーズの1枚としてリリースされたミスラキ作品集CD(CAM CSE800-135)には12分04秒の組曲が収録された。LPのA1~A3~A5~B1~B3の5曲を編集した内容となっている。
2016年仏MUSIC BOXからリリースされたCD(MBR-087)にはニコレッタの主題歌、LP収録曲に加えて未発表曲も含め、全21曲(トータル40分28秒)が収録されている。
画像はLPのジャケット
殺人代理人 UN MEUTRE EST UN MEUTRE - 白野弁寿
2024/08/05 (Mon) 00:21:26
殺人代理人 UN MEUTRE EST UN MEUTRE
ドミニク・ファーブル原作をエチエンヌ・ペリエ監督が映画化した犯罪ミステリー(仏公開は1972年8月23日)。主演はジャン・クロード・ブリアリ、ロベール・オッセン、ステファーヌ・オードラン。日本では劇場未公開だが、1979年「殺人代理人」のタイトルでフジテレビ系から放映された。
公開当時仏エピックから2曲入りシングル(EPC8308)がリリースされた。
1996年CAM’S SOUNDTRACK ENCYCLOPEDIAシリーズの1枚としてリリースされたミスラキ作品集(CAM CSE800-135)にはシングル未収録のタイトルテーマが1曲収録された。編曲はアンドレア・リドルフィ ANDREA RIDOLFI とクレジットされており、シングルA面の別アレンジのようだ。